「理由は分からないけれど、ずっと不安が消えない」
「何もされていないはずなのに、ひどく疲れている」
「以前の自分が、遠く感じる」

モラハラの影響は、出来事が終わったあとも、
静かに心と体に残り続けることがあります。

それは“気のせい”でも、“甘え”でもありません。
長期間の心理的ストレスによって起こる、ごく自然な反応です。

心に起きやすい変化

モラハラ環境に長くさらされると、次のような心の異変が現れやすくなります。

  • 常に不安を感じる
  • 理由のない焦りや緊張が続く
  • 感情が鈍くなり、喜びや悲しみを感じにくくなる
  • 何をするにも億劫になる(無気力)

「何も感じない」「どうでもよくなる」という状態は、
心がこれ以上傷つかないよう、感覚を一時的に閉じているサインでもあります。

体に現れるサイン

心理的ストレスは、体にも確実に影響を与えます。

  • 強い疲労感が抜けない
  • 眠れない・途中で目が覚める
  • 頭がぼんやりする
  • 記憶力や集中力の低下
  • 動悸・胃腸不調・めまい

これらは、自律神経が長期間緊張状態に置かれた結果、
回復モードへ切り替わらなくなっている状態と考えられます。

「疲れた」と感じるのは、限界まで頑張ってきた証

「モラハラ 疲れた」
「何も感じない」

こうした言葉で検索してしまうほど、
あなたは長い間、心を張りつめて生きてきたのかもしれません。

大切なのは、早く元に戻ろうとしないことです。

回復は、「気合」や「前向きさ」で進むものではなく、
安全と休息が積み重なることで、少しずつ戻っていきます。

🛁 心と体をゆるめたいときに:
強張った神経をほどくには、
「安心できる感覚」を身体に思い出させることが役立ちます。

※「整えなきゃ」と思わなくて大丈夫。湯気の香りに包まれるだけでも十分です。

💧 何も考えられないほど疲れているときに:
身体の内側から整えることが、
思考より先に回復を助けてくれることもあります。

※変わろうとしなくていい。ただ「満たす」だけで十分な日もあります。

まとめ

不安も、無気力も、記憶力の低下も。

それは壊れた証ではなく、
長いあいだ耐え抜いてきた心と体の記録です。

取り戻す速度は、人それぞれ。

今日できることが「休むこと」なら、
それも立派な前進です。

※本記事は医療的診断を行うものではありません。強い不調や危険を感じる場合は、専門機関や公的相談窓口の利用もご検討ください。