「理由は分からないけれど、ずっと不安が消えない」
「何もされていないはずなのに、ひどく疲れている」
「以前の自分が、遠く感じる」
モラハラの影響は、出来事が終わったあとも、
静かに心と体に残り続けることがあります。
それは“気のせい”でも、“甘え”でもありません。
長期間の心理的ストレスによって起こる、ごく自然な反応です。
心に起きやすい変化
モラハラ環境に長くさらされると、次のような心の異変が現れやすくなります。
- 常に不安を感じる
- 理由のない焦りや緊張が続く
- 感情が鈍くなり、喜びや悲しみを感じにくくなる
- 何をするにも億劫になる(無気力)
「何も感じない」「どうでもよくなる」という状態は、
心がこれ以上傷つかないよう、感覚を一時的に閉じているサインでもあります。
体に現れるサイン
心理的ストレスは、体にも確実に影響を与えます。
- 強い疲労感が抜けない
- 眠れない・途中で目が覚める
- 頭がぼんやりする
- 記憶力や集中力の低下
- 動悸・胃腸不調・めまい
これらは、自律神経が長期間緊張状態に置かれた結果、
回復モードへ切り替わらなくなっている状態と考えられます。
「疲れた」と感じるのは、限界まで頑張ってきた証
「モラハラ 疲れた」
「何も感じない」
こうした言葉で検索してしまうほど、
あなたは長い間、心を張りつめて生きてきたのかもしれません。
大切なのは、早く元に戻ろうとしないことです。
回復は、「気合」や「前向きさ」で進むものではなく、
安全と休息が積み重なることで、少しずつ戻っていきます。
まとめ
不安も、無気力も、記憶力の低下も。
それは壊れた証ではなく、
長いあいだ耐え抜いてきた心と体の記録です。
取り戻す速度は、人それぞれ。
今日できることが「休むこと」なら、
それも立派な前進です。
※本記事は医療的診断を行うものではありません。強い不調や危険を感じる場合は、専門機関や公的相談窓口の利用もご検討ください。